\前回までのあらすじ/
決断から契約はスピーディーに進んだものの、建築が進まず、数ヶ月放置されたのち、白紙撤回からの再契約の運びとなりました。
再契約によって、当初の予定よりもアップグレードされた建具や壁紙が使えることになり、楽しいデザイン選びが始まりました。
お部屋のデザイン変更
最初に計画されていた内装は、白い壁紙、白いドア、天井についているライト、といういわゆるフツーの賃貸物件という感じ。
しかし、今回建築計画遅延による賠償として、アップグレードされた建具・壁紙等を自分で選べることになりました。



怪我の功名!結果的にラッキー!
現在の日本では、一人暮らし用アパートは供給過多。価格競争に巻き込まれないために、どこかで差別化しなければなりません。
今回の建具・壁紙アップグレードによって、見た目的なところで近辺物件との差別化が図れること間違いなし。
さぁ、楽しいデザイン構想の始まりです!
壁紙
フツーの賃貸物件には一番安い白い壁紙が使われていますが、私の一棟目に選んだのは、カラフルな高機能壁紙です。住む方が快適に過ごせるように、かなりこだわりました。
- 玄関はフレンチカフェ風の蔦&木目柄の合わせ技
- リビングには抗アレルギー・湿気吸収機能付きで建具と同じ色使い
- 洗面所とトイレはエメラルドグリーン


自宅で写真を撮ったり、オンライン会議をする時にも映えるはず。普通の賃貸アパートでは珍しいので、差別化ポイントになります。
ドア
ドアはLIXILのラシッサというラインのもの。ブルーペイントの色合いとアンティークガラスが壁紙と調和して、パリのアパルトマン風に仕上がりました。


こんな可愛い賃貸物件は見たことない!!
愛着が湧いて長く住んでくれると嬉しいです。
照明
続いて照明です。当初はホームセンターに売っているような、天井にガポッとはめるタイプの白色光でしたが、こちらもアップグレードしてもらえることになったので、おしゃれな間接照明を選びました。
入居者さんが追加で照明を買わなくていいように、ダウンライトも追加して、部屋の明るさも考えました。


照明はODELIC株式会社のショールームで実物を見ながら選びました。


室内灯だけでなく、玄関灯などエクステリアも数多く展示されていて、かなり見応えがあります。素敵な照明が多くて迷いますが、選ぶのはとても楽しいです。
こちらは自由見学の場合予約なしでOKなので、一人で見に行き、決定した商品を建築メーカーに伝え、計画に反映してもらいました。
アパートの玄関に付ける外灯もこちらで選びお願いしました。
外壁
最後に外壁です。外壁はアップグレードの対象ではなかったのですが、気に入った外壁が通常よりも一段上の金額帯のものだったため、交渉の末、こちらもアップグレードしてもらうことができました!
こちらが完成したイメージしていたアーリーアメリカン風の外壁。


光触媒のセルフクリーニング効果のあるので、日が当たる部分はほぼメンテナンスフリーです。
細部にこだわった素敵なアパートの完成
そしてついに完成です!
上棟してからは、現場の監督がスムーズに仕事を進めてくださったおかげで計画通りに進みました。
一年以上遅れましたが、満足できるアパートが完成しました。



ここまで途方もなく長い道のりでしたが、想定以上に素敵でかわいい一棟目が完成!!
ここから私の大家業が始まります。
完成は12月末だったため、タイミングは悪くないはず。
建築中に入居が決まる、なんて話も聞きますが、私の場合、ここから新たな試練が始まりました。